コロナ化の中 完ミ4ヶ月半の息子を連れて40時間の日本帰省

出産・子育て
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第2波の後、世界的に国境ががゆるまったのを機に
シンガポール航空でパース→シンガポール→関空→地元の合計約40時間かかったコロナ渦の帰省を数記事に分けて書いていきますね!

これが今後、後輩ママ(ワンオペ国際線移動)のお役に立てればなと思います。

  1. どうしてこの時期にこのタイミングで帰省となったのか
  2. 帰国までの準備
  3. いざ、空港へ!パースからシンガーポール
  4. シンガポール空港乗り換えホテル滞在
  5. シンガポールから関空
  6. コロナの検査をしてやっと帰路へ

どうしてこの時期にこのタイミングで帰省となったのか

本来なら出産前に母親が来てくれて、産後しばらくしてから一緒に日本に一時帰国する予定でした。
が、コロナで母は日本から来れず、出産予定日ご出血があり入院、無痛分娩を希望していたのに自然分娩になり陣痛始まって7時間後には帝王切開と予定外の事が起こりに起こって息子が生まれて4ヶ月。

妊娠中からの(その前から)旦那との口論、精神的口語的DVモラハラがあり、専門機関に相談に乗ってもらっていて周りからは産む前に日本に帰った方がいいと言われていたものの、唯一の癒しの我が犬と離れる決心がつかず…
また、息子が産まれたら変わってくれるのではないかと言う淡い期待もあり←良くある離れられない言い訳あるある

ご存知の方も多いと思いますが、オーストラリアでは帝王切開でも3日で病院を追い出されます。
入院中も荷物置いて1日10分ほどで帰られ、家に帰ってからも息子の世話をほとんどせず
助けに来てくれるはずの義母は息子を奪って部屋に引きこもり暗い部屋で韓流にふける日々。
帝王切開の術後1週間も経ってない体で義母の下着を干しながら、何をしているんだ私はと1人泣いていました。

限界だった私は日本に帰りたいと
オーストラリア移民局に妊娠中お世話になっていたソーシャルワーカーさんに補足の手紙を書いてもらい、国外から出る許可を申請しました。
(普通は帰国なり旅行なりオーストラリアを出るのに出国許可などいらないのですが、コロナの影響で豪人、永住者は緊急時など正当な理由がないと政府の許可なしに国外に出れなくなっていました。)

また、オーストラリアと日本はハーグ条約を結んでいる為、旦那の許可無しに子供を国外から出てしまうと、訴えられれば誘拐になります。

移民弁護士や政府のサポートの方などに本当の理由を知られてたり、気が変わって空港で止められたりして、訴えられたりしないように息子を国外へ出す許可を書面で約束をもらい、旦那には息子を私の両親と祖父母に合わせる為としました。

第2波が落ち着き緩和された段階で同情の余地ありと出国許可もおり、急いで航空券を早急に手配しました。

帰国までの準備

完全ミルクの4ヶ月の息子を連れてパースから地元まで帰ります。

通常だったら新しくできた人気のANAの直行便で成田まで日本の接客を受けながら、またはシンガポール航空で成田、成田から地元へ乗り換えもスムーズに23時間くらいのはず…

だったのですが、コロナの影響でANAは運休が続き、さらに日本に着いてから自家用車でない限りホテルでの隔離ということで、乳児連れてホテル2週間は無理!
瀬戸内の実家の両親に迎えに来てもらうにも、東京は遠過ぎるため関空となりました。

航空券を見ると便数も大幅に減り運良くオーストラリアからの乗り換えの受け入れを再開してくれた
シンガポール航空で検索すると、シンガポールから関空行き乗換の待ち時間16時間半!!!

えーーーーっ!!!ちなみに東京行きは通常通り2、3時間のみ。

空港内にある乗り換え用のホテルも当時は高いホテルが1つのみ。
赤ちゃんを連れてなので仕方ないと予約をして、You Tubeや先輩海外在住ママのブログを見まくって準備をしました。でも、なかなか完全ミルクでコレっという情報が見つからなくて。

初めてだし一人だしドキドキしながら入念にシミュレーションしました。
(※帰国前に準備したリストと帰国後どうだったかは次回のブログで詳しく書きますね!)

数日して、赤ちゃんを連れているのでホテルの滞在時間の確認などを提携サイトでしていると、チェックイン・アウト時間で何だか面倒なことに。
そうこうしている内に乗り換えするターミナルの乗り換えホテルが再開し、予約しているホテルより安いので高い最初のホテルはキャンセルして、移動面からも便利そうな飛行機の発着が同じターミナル内のホテルの予約を取り直しました。部屋食なのでメニューが送られてきて事前に選びました。

スーツケースの中は息子の3ヶ月から6ヶ月の服とお土産、自分の服も少々で大きいもの1つと小さめのを1つ。手荷物は次回で書くリストのマザーズバッグ1つと私のリュック1つでした。

通常ではない、数日前にパース空港のシンガポール航空からきちんと出国許可があるか確認のメールが来て
それに書類を添付しなければいけませんでした。
またコロナ対策の説明メールも来ました。マスクや消毒液などのキットを配布してくれ、食事中以外は機内でマスクをつけることが義務付けられているとのこと、シンガポールでもマスクを着用することでした。

いざ、空港へ!パースからシンガーポール

当日は私の4足脚の息子との悲しいお別れをし、何度も忘れ物チェックをして旦那の運転する車(これが後から重要に)でチェックイン2時間半前までに空港へ。通常は2時間前ですが、これもコロナの為だそうです。

空港は駐車場は車がたくさんあるものの、中は人があまりおらずガラガラでした。
いつもは国際線はいろいろな国籍の人で常に賑わっているのに。

空港ではマスクを着用し、窓口へ。
息子の名前が日本名とオーストラリア名で違っていたので少し時間がかかってしまいましたが、無事チケットをもらい何も食べていなくてお腹が減っていたのですが中で少し買えるだろうと、そうそうに旦那と別れて出国検査に身体検査を通過しました。

これが間違いでした、搭乗口内の売店は全てしまっており免税店で店員さんに声をかけてお酒など買えるだけ…
飲み水も出ておらず、搭乗前にやっと消毒キットと共に水が配られ機内食まで水で凌ぎました。
旦那の気が変わって出られなくならないように早く出国審査通過してしまわないとと、直前まで緊張していて焦っていたのも相まって気分悪くなってました。

予約時はバシネット席の指定できませんでしたが、きちんとバシネット席でした。
シンガポール行きは、ジャンボ機に10人いたかいないかくらいです。
がら空きで左右後ろは誰も乗っておらずソーシャルディスタンスはばっちしでした!

離陸までは歯固めネックレスで気をそらし、携帯バッグ(→参照)を背中に置いておいたので、離陸をし初めてから耳抜き用に搭乗直前に作っておいたミルクをあげたので泣きませんでした!

シートベルトサインが消灯してからバシネットを付けてもらい寝かせましたが数分でぐずり以降、使用しませんでした…いつも添い寝でないと寝ないんですよね。

多少何回かぐずりはしましたが、席が広いので席から離れずに立ってあやすことができ、お客さんが少なすぎてCAさんたちが事あるごとに、無くても来てくれました。(笑

日中のフライトだったこともあり、他のお客さんに迷惑をかける事はあまりなかったのではないかと、私の精神的にも良かったです!とても快適でした。
1つあるとすれば、息子がぐずってしまいCAさんが気を使いすぎて、もう下げましょうかと最初のご飯をあまり食べられなかった事くらいでしょうか。マンゴーゼリーだけはそそくさ食べましたけどね!

シンガポール空港乗り換えホテル滞在

友人に教えてもらっていた、無料のシンガポール航空のサポートを事前に問い合わせて申し込んでおいたので、降りてすぐ名前を書かれたサインを持ったスタッフの方に出迎えられました。

もう1方の高齢の女性を待ってから、それぞれの目的地にカートで送ってくださいました。
荷物もホテルの受付まで持ってくれて私は息子を抱っこしているだけ。

ホテルに着いたのは深夜。寝る時とシャワー浴びる時、寝返りし出した息子をどこにいさせようか
悩んでいたのですが、ベビーベッドを貸してくれたので問題ありませんでした!

ただ、夜食が時間になってもこず、あまり食べていなくて待ち望んでいた私は電話で確認。
事前に指定していたメニューが変わって何が食べたいかわからないと。
ドリンクはそのまま何も言わなかったら、レモンティーのはずなのにコーラ。いや事前に飲み物も選択したぞ?
深夜1時にコーラ。アラサー女子にはちょっと…
んーさすが海外。テキトー。
3回くらい食事があったので、新しくもらったメニューで全部決め直しました。で、飲み物はまたコーラ。
あら、ドリンクメニューは?

夜食の後にシャワーを浴びて、既に離着陸で2本ミルクを飲んでいたので消毒をし荷物を整理してから軽く仮眠を取りました。3時間後のミルクで起きて再度ゴロゴロして起きて消毒、朝食。

冬のオーストラリアから常夏シンガポール。太ったのもあるのか?暑くて、ベビーベッドのおかげで再度シャワーを浴びることができました。
最後の食事をして準備してホテルのフロントでお迎えも待つもなかなか来ず、搭乗時間に間に合うか少しハラハラしましたがギリ来てくれて再度荷物を持ってくれて搭乗口まで連れて行ってくれました。

シンガポールから関空

日本行きの方が若干人が増えた印象ですが、それでも15、20人いたかな?くらいでした。
再度、バシネット席にしてくれていましたが、今度はバシネットの設置は最初から断りました。

最初の便同様にホテルでチェクアウト直前に作っておいたミルクを耳抜きで離時にあげ、飛行機でお湯をいただけますが、魔法瓶に用意してあったのでそれで着陸分は準備しました。

この便では少し気も抜けて映画まで見ながらあやしながら、機内食もほぼ食べて快適でした。

いつも、1人の時は長いフライトがつまらなくて寝れないしですごく長く感じる(実際長い)のですが
今回は気が張ってるのもあるだろうし、することもあるしでちょっとしか寝れませんでしたが
長く感じる事はありませんでした。

私がトイレに行く時は抱っこ紐のまま行き、幸い2便とも約6時間ずつのフライト中、大の方はしなかったので搭乗前におむつ替え、到着後すぐに替えました。

コロナの検査をしてやっと帰路へ

日本に着いて飛行機を降りてからが長かったです。

降りるとサポート予約しておいた世話役の若い女性が4人、私たちを待っていました。
1人きちんとした方だけが話をして、私たちの荷物持ちの子1人を含めた3人が後ろからぞろぞろ話しかけることもなく付いてくる、なんとも恥ずかしいような、なんでいるの?的な違和感しかない状態でした。コロナ体制のはずやのに密やん?研修か?

まず、機内で書かされた書類の確認の場所で着席しながら自分の番を待って、

検査の場所までまた移動して、唾を出す。苦戦しました。
レモンと梅干しの写真が貼ってあり顎周りをマッサージしてと書かれていました。
赤ちゃんは唾が、とのことだったのでヨダレだらだら(唾めっちゃ出てるけど?)の息子は別室で綿棒を鼻に突っ込まれました。

ここで、荷物持ちの子たちが行方不明に。見つけてもらい、その後のまた書類を提出する場所へ。
そこから検査待ちの部屋へ行く際に手荷物は受け取り別れました。

最初から1人で良かったくない?という疑問は置いといて、ミルクとおむつ換えに行きました。

説明があったのかな?しばらく自分の番号がアナウンスかなんかで呼ばれると思っていたら
自分で掲示板での確認。
急に何人か出て行ってるなというので気がつきました。

ずーっと待って(ちなみに到着時間から2時間経過、その前に到着している両親もずっと外で待ってる。)
私より検査後で最後の1家族になるのに、息子の番号はあるのに私のがなくてスタッフに確認してもらうと、番号が出てきて結局その日、私たち親子が最後でした。

時刻は23時半、家を出たのが13時半なのでこれで34時間、ここから車に乗って地元まで数時間で約40時間!

スーツケースのところに行くともうお客さんは誰もおらず、ベテラン女性がスーツケースをカートに乗せて待っていてくれたので、これで大丈夫だと言ったのですが、両親が待っているところまで押して一緒に行ってくれました。丁寧にお礼を言って息子、両親に初対面!

も束の間、そうです、まだこれから車で実家まで帰るんです。
道中に食べるマック(日本しかない?お月見バーガー!)を片手に車に乗り込みました。

お湯を持ってきてもらっていたのでミルクを車内であげて、ベビーシートで手を握って息子は就寝。
孫が乗っているのに急ぐ急ぐうちの父。やめてくれと、眠いのに眠れず着いたのは早朝。
弟が買った壊れたエアーマットレスに体を埋めました。

日本はコンビニなるものがあるので、途中お湯の補給もできますよね!
一応、缶ミルクとアタッチメントもネットで買っておいて車内に入れておいてもらいましたが使う事はありませんでした。

にしても長かった、自分大変お疲れ様でした。

こんなに長いブログも読んでいただきありがとうございました!!!

次に、試行錯誤した国際線マザーズバックの詳細を大公開!
そして、役に立ったアイテムや服装もご紹介!

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